ジュエリー店での指輪サイズの測り方 ちょうど良いサイズとは

指輪のサイズを確認したい時、サイズゲージをお送りして測って頂きますが、いったいどんなサイズがちょうど良いのかわからない時は、お近くの宝飾店にて測ってもらうといいとサイトでご案内しましたところ、お客様からこんなご意見を頂戴しました。

『そのショップで買う気が無いのにサイズだけ測ってもらいに行くのは気が引けるけれど、自分では指輪のちょうど良いというサイズがわからない』といったご相談を頂きました。

なるほど、そこのお店で買わないのにサイズ測って下さいと頼んでお店で嫌な顔をされたら?といったお気持ちなのかなと想像します。

ショップの立場からしますと、ジュエリー店であれば、どんなお店でもまずはお客様がご来店してくださるだけでも嬉しいものです。たとえ買わなくてもサイズの相談に乗ってくれない指輪屋さんはないんじゃ無いかなとと思うのです。

指と指輪ののことなら何でも気軽に相談されたいですし、お店屋さんというのは公共性がある場所です。誰かの役に立てたら喜ばしいし、来店されたことがきっかけでそこからご縁が生まれたらなお良いわけです。買う気があっても最初から買わない気でも、来てくれて相談されたら喜んで教えてくれる、多分全国の指輪屋さんがそうなんじゃないかな、と。だから安心して街中のジュエリー店に入っていいと思うのです。

そして実際に測ってもらうと、どんな状態の着け心地がちょうど良いのか、知らなかったことも教えてもらえて新たな発見があるでしょう。

ちなみに、すらすらと入ってなんなく抜けるサイズは手を洗った時どうなるか、シンクで洗剤をさわっていたらなど想定すると良いです。初心者の方は、慣れないので指輪が抜けなくなる事を先に心配されがちですから。

シャンデリアなんかがエントランスにあったとして、敷居が高いということは、そこのハードルを超えて訪れた人だとわかっているでしょうし、誰でも入りやすい雰囲気を醸し出しているのならなおウェルカムでしょう。

当店の場合も大通りからビルの側面に沿って入って来てくださるお客様はもちろん、興味本位で覗いてくださるお客様から飛び込みの営業マンにも私は喜んでお声をかけてます。よくぞ入って来て下さいましたと、おしゃべりしています。どうぞお気軽にお越し下さい。

ダイヤモンド買い取り国ランキング調べてみた

世界でどこがダイヤを買っているか気になりました。調べたらアメリカ、中国、日本の順でした。もっと多くの外国でいっぱいダイヤが買われているのかと思ったら、日本はおもなダイヤ買い取り国だったとは。

近年中国も、大きな大きなダイヤのエンゲージリングを好きになってきたのだそうです。

消費国と言ってもダイヤは消費されて消化されてどこへいくでもないので買い取り国と解釈してみました。

ダイヤモンドはいったいどこからくるのか。ダイヤの産出まで流通をさかのぼっていくと、アフリカでとてもおそろしい武力による内戦ともからんでくることを知ってしまうとすごく複雑な気持ちになるのですが、ダイヤに限らずその石の産地での値段と日本で買う値段には価値の生まれ方のしくみが大きく関係すると思うのです。たとえばぶどうにしても、産地の岡山あたりのピオーネにしても、おおつぶで見栄えの良い美しさランクAAAみたいな糖度の高い希少なものを現地の人は食べずに都心の仲買人が高値をつけて買っていきますね。地元のひとには見栄えはあまり関係ないでしょう。

本まぐろでもふぐでも、長年の信頼を築いた仲卸し業者にしか仕入れることができない高品質の魚というのは、産地の人にとってみれば、競って奪い合うプロに回せば高値が付くわけですからわざわざ見栄えのいい方を食べる必要がありません。

ダイヤモンドにしても、ルビーにしても同じしくみ。たとえば今のミャンマー昔のビルマで採れるルビーを現地で買うのと、日本で買うのと単純な比較は質を抜きにはできません。同じような赤い石でもぴんからきりまで品質が異なります。地元のミャンマーのひとに消費されるというより、ルビーをありがたがる外国の輸入筋が傷一つ無い大きくて透明でより美しい発色の希少価値の高いものを先にどんどん押さえてしまいます。ミャンマーへお買い物に出かけてもよほど専門家を同伴でないと需要の波から置いてきぼりをくった赤い石をつかまされてしまうことになります。産地で買えば安く手に入ると思っては間違い。外国から来た人間が買えるミャンマーのルビーと、選ばれて日本へ運ばれたルビーを大きさだけで単純に値段の比較はできないということです。現地の仏像のおでこにうめこまれているのもルビーなら、厳重に警報装置に守られてガラスケースの中でライトを浴びているのもルビーではありますが、質は同じではありません。いくら物価のちがう国で手に入れたとしても、ミャンマーで3000円の品質で買わされる同程度の品質の石が日本では30円で流通しているということがある。

100円ショップのダイヤモンドやすりも天然ダイヤなら、宝石店のジュエリーも天然ダイヤです。本物のダイヤであっても質が異なるもの。そこには価値と価格が厳密に定められています。

気を付けるべきは肉眼でのおおざっぱな大きさではなく、鑑識眼をもって見定める必要がある、”ジュエリーに成れる石”には”石ころ”と違う選ばれる理由が明確にあるのだと思います。

選ばれたあとは、大きく透明度の高いダイヤを輝かせるためには美しいカットで外から入った光を寸分こぼれ落ちることなく照り返さなければなりません。高度なカット技術であの、まるでダイヤの中に光るしくみが仕込まれているかのような鮮やかなビームを放つ。そのために惜しげもなく削り落される破片がメレダイヤになる運命、そのダイヤの粉が百均のダイヤモンドやすりに生まれ変わるみちのりがあります。天然ですから透明でない部分が混じるものもでてきます。そうなれば評価が下がるという相場になっています。もともとは地中奥深くに眠っていた石だなと実感できるダイヤもあれば限りなく透明なダイヤまで色いろです。茶色いダイヤモンドもおもむきがありそちらを好む方も。黄色がかっていてもダイヤはダイヤですし、濁っているのが地球からのめぐみと感じられるから良いのだと思えば大粒のダイヤが簡単に手に入るでしょう。

ルビーには化学処理して赤をより赤くさせる工程があります。焼いていないルビーと手が加わっているルビーがあります。そこの違いも流通価値を決定づけます。

天然の石にはあまりにもたくさんの物語がとり憑いていて恐いといってあえてキュービックジルコニアをエンゲージにするという価値観であれば、これも大粒のものをた易く手に入れることができます。

 

 

ハンドメイドジュエリー レンタルBOX ギャラリー 渋谷

imageimageアクセサリー作家、ジュエリーデザイナーのための常設展示ギャラリーBOX

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BOXギャラリー スペース

300×300×奥行き200mm/月額¥9,800(税別)image

球体BOXにはペンダントなどを展示可能。

球体BOX、箱共に月額¥9,800(税別) 一ヶ月ごとの更新となります。

 

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ギャラリー申し込み方法:

作品資料、連絡先ご住所、お名前、電話番号を明記の上ご応募下さい。

ジュエリー製作会社、キャスト屋さん、石屋さんにお勤めしながら自分のアクセサリーを制作して販売している方や、宝飾学校で勉強しながらジュエリーを手作りして販売されている方、彫金教室をされる傍らご自分の作品を販売されて売る方もいらっしゃいます。

 

作品の審査は特にありませんが、商品となる以上ユーザーの立場で条件を満たすものである必要がございます。

耐久性、危険性を十分テスト済みであること。奇抜ゆえ使用上の注意が多い作品は丁重にお断りしております。

直接来店または郵送 遠方の方はお電話03-5766-5095にてお問い合わせください。

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-18-11明治ビル1階 プロドットコム宛

 

 

誕生花、誕生石 の由来

誕生石

BIRTH STONEとも呼ばれ、各国によっても微妙に宝石が異なったりするようで、それを統一しようと宝石組合が取り決めたという経緯を知りました。誕生花も、お花の流通の都合によっているものもあるそうです。バレンタインデーにチョコレートを消費させる、土用の丑の日のウナギを消費させることとルーツは無縁ではなく、宝石商の都合ということもあるようです。逆にフランス領だったこともあるカナダの誕生石はというと、フランスに近いと思ったらそうではなく、お隣りのアメリカに近かったり。

国内でもジュエリーブランドによって、その都合で別の誕生石をうたっているところがあります。真珠の田崎さんとジュエリーツツミさんとが違っている。

そして日本国内で誕生石とされているものは、アメリカにならっているとのことですが、アメリカにならいたくないフランスとはやはり石も異なったりします。オーストラリアはもともとイギリス領だった時代背景から、イギリスの誕生石とオーストラリアの誕生石が似ていたり。

ウェディングコーディネーターのお話によれば、花嫁がどうしてもこの花のブーケを持って挙式したいといっても、その花は季節にしか咲かず手に入らないというのがあるのだとか。それならば誕生花は季節に咲く花にしよう、誕生石なら、宝石として高価に取引されているものにしよう、手に入りにくい石、その国ならではの石など、各国によっても都合があるのだそうです。日本の珊瑚のように。