誕生花、誕生石 の由来

誕生石

BIRTH STONEとも呼ばれ、各国によっても微妙に宝石が異なったりするようで、それを統一しようと宝石組合が取り決めたという経緯を知りました。誕生花も、お花の流通の都合によっているものもあるそうです。バレンタインデーにチョコレートを消費させる、土用の丑の日のウナギを消費させることとルーツは無縁ではなく、宝石商の都合ということもあるようです。逆にフランス領だったこともあるカナダの誕生石はというと、フランスに近いと思ったらそうではなく、お隣りのアメリカに近かったり。

国内でもジュエリーブランドによって、その都合で別の誕生石をうたっているところがあります。真珠の田崎さんとジュエリーツツミさんとが違っている。

そして日本国内で誕生石とされているものは、アメリカにならっているとのことですが、アメリカにならいたくないフランスとはやはり石も異なったりします。オーストラリアはもともとイギリス領だった時代背景から、イギリスの誕生石とオーストラリアの誕生石が似ていたり。

ウェディングコーディネーターのお話によれば、花嫁がどうしてもこの花のブーケを持って挙式したいといっても、その花は季節にしか咲かず手に入らないというのがあるのだとか。それならば誕生花は季節に咲く花にしよう、誕生石なら、宝石として高価に取引されているものにしよう、手に入りにくい石、その国ならではの石など、各国によっても都合があるのだそうです。日本の珊瑚のように。